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Shopify の決済方法に PayPay を追加する方法を徹底解説!

目次

はじめに

今回の記事では、Shopify の決済方法に PayPay を追加するメリット、デメリットとその方法を解説していきます。

Shopify に PayPay を導入する影響をしっかり理解して PayPay を導入できるようにしていきましょう!

PayPay とは

PayPay は、ソフトバンクとヤフーによって立ち上げられた PayPay 株式会社が運営する QR コードによる決済サービスです。スマートフォンを使用して、実店舗やオンラインストアで手軽かつお得に商品やサービスの支払いが可能です。

Shopify に PayPay を導入するメリット

カゴ落ち防止

PayPay を導入する大きなメリットとして、顧客のカゴ落ちを防ぐことが挙げられます。Shopify を利用する際、「Shopify Payments」を活用することで、様々な主要クレジットカードによる決済が可能になりますが、クレジットカードが手元にない、利用限度額に到達している、または有効期限が切れているなどの理由で、ユーザーが商品やサービスの購入を諦めてしまうことがあります。これは、クレジットカード決済のみを提供している場合、利用できない顧客層を見逃してしまうことを意味し、結果的に大きな機会損失につながります。

このような損失を防ぐためには、スマートフォン決済が有効な解決策となります。EC サイトを閲覧中のスマートフォンを用いて、クレジットカードがなくても購入が可能になります。特に日本で広く利用されている PayPay は、2023 年 10 月 4 日時点で 6,000 万人を突破し、日本の人口の約 2 人に 1 人、日本のスマホユーザーの約 3 分の 2 が利用していることから、クレジットカードの代替手段として導入することで決済方法の不足による顧客のカゴ落ちを防ぐ有効な手段になるでしょう。

クレジットカードを保有していない顧客の獲得

EC サイトでよく使われる支払い方法の一つがクレジットカード決済ですが、多くの場合、クレジットカードの発行対象は 18 歳〜20 歳以上と設定されています。このため、クレジットカード決済のみを受け付ける店舗では、未成年者が購入できないことがほとんどです。また、成人でもクレジットカード決済に対して抵抗感を持つ人は少なくありません。このように、EC サイトが潜在的な顧客層を見逃してしまうリスクが存在します。

この問題を解決するために、PayPay のようなスマートフォン決済サービスを導入することは大きなメリットをもたらします。未成年者であっても、法定代理人の同意があれば PayPay 残高で商品やサービスの支払いが可能になります。これにより、クレジットカードを持っていない、または使いたくない顧客でも、気軽に購入が可能となり、EC サイトはより幅広い顧客層にリーチできるようになります。PayPay を導入することで、これまでアクセスできなかった顧客層を取り込み、ビジネスの成長機会を大きく拡げることができます。

Shopify に PayPay を導入するデメリット

コストの増加

Shopify に PayPay を導入する際には、コスト増加が一つのデメリットとして挙げられます。PayPay の利用には月額費用がかかる場合があり、さらに決済手数料が加算されることも少なくありません。Shopify Payments を使用している場合、決済手数料だけで済むのに対し、PayPay のような Shopify Payments 以外の決済方法を導入すると、決済手数料に加えて取引手数料も発生します。これにより、手数料の負担が重くなり、結果的にストア側の利益が減少してしまう可能性があります。

特に、コスト削減を目指す場合は、手数料が低めの事業者を選択することが重要です。外部決済サービスを利用すると、Shopify Payments に加入していても、取引手数料が別途発生することになり、これが二重のコストにつながります。このような追加コストは、店舗運営の利益に直接影響を及ぼし、財務面での計画を見直す必要があるかもしれません。

Shopify のプランを選択する際には、月額費用やスタッフ人数、さらには決済手数料や取引手数料など、多岐にわたるコストを総合的に検討する必要があります。適切なプラン選択には、これらの費用を徹底的に比較し、ストアのニーズに最も合った選択をすることが重要です。

Shopify に PayPay を導入する方法

今回は「KOMOJU」と「SB ペイメント」を使用して Shopify の決済方法に PayPay を追加する方法を解説していきます。

KOMOJU

Shopify で KOMOJU を利用開始するためには、KOMOJU の公式ウェブサイトから申し込む必要があります。KOMOJU および関連する金融機関の審査が完了した後、下記の手順に従ってサービスの有効化を行ってください。
ストア管理画面のサイドバーから「設定」を選択してください。

「決済」を選択してください。

「決済方法を追加」を選択します。

「決済方法で検索」で PayPay で検索して、「KOMOJU - スマホ決済 (Smartphone Payments)」を選択します。

「インストール」をクリックします。

インストールが完了すると KOMOJU のログイン画面に遷移するので、ログイン情報を入力してログインしてください。その後、決済登録の手続きを行ったら、KOMOJU を使用して Shopify の決済方法に PayPay を追加することができます。

費用

初期費用月額費用決済手数料
0 円0 円3.5%

SB ペイメント

Shopify で SB Payment Service を利用開始するためには、SB Payment Service の公式ウェブサイトに掲載されている URL を通じて申し込む必要があります。SBPS および関連する金融機関の審査が完了した後、下記の手順に従ってサービスの有効化を行ってください。

ストア管理画面のサイドバーから「設定」を選択してください。

「決済」を選択してください。

「決済方法を追加」を選択します。

「決済方法で検索」で PayPay で検索して、「PayPay(オンライン決済) - SBPS」を選択します。

「インストール」をクリックします。

インストールが完了すると以下のような登録画面に遷移します。必須項目を入力して「登録」ボタンをクリックすれば、SB ペイメントを使用して決済方法に PayPay を追加することができます。

費用

初期費用月額費用決済手数料
1000 円1000 円3.45%

まとめ

この記事では、Shopify に PayPay を追加するメリットとデメリット、そしてその導入方法について解説しました。PayPay の導入は、クレジットカードがない、または利用できない顧客を獲得し、カゴ落ちを防ぐ有効な手段となります。これにより、EC サイトはより広い顧客層にアクセスし、ビジネスの成長機会を拡大できます。一方で、PayPay の導入にはコストの増加が伴います。月額費用や決済手数料、取引手数料など、追加されるコストはストア側の利益に直接影響します。

導入方法としては、KOMOJU や SB Payment Service を介して PayPay 決済を Shopify ストアに追加する方法があります。各サービスには初期費用、月額費用、決済手数料が異なるため、自店舗のニーズに合わせた最適な選択が求められます。

Shopify に PayPay を導入することで、利便性とアクセスの向上を図りつつ、コスト増加というデメリットを慎重に評価する必要があります。適切なプラン選択により、Shopify ストアのさらなる成長を目指しましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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