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Shopify ストアで配送を設定する方法を徹底解説!

目次

はじめに

今回の記事では Shopify ストアで配送を設定する方法を解説します。配送料を無料にしたり条件に合わせて設定したりする方法だけでなく、店舗受取の設定やおすすめのアプリについても解説していきます。

まずは、Shopify の配送の特徴を見ていきましょう。

Shopify の配送の特徴

Shopify は海外向けの発送設定や店舗受取の設定が可能で、アプリで配送をカスタマイズすることができます。

海外向けの発送が可能

Shopify では海外に向けて発送ができます。海外ストアへの展開を考えているストアにとって、海外向けの発送ができる点は大きなメリットとなります。海外向けの決済方法も豊富で、主に以下の運送会社の配送サービスが利用できます。

・日本郵便
・FedEx(フェデックス)
・DHL(ディーエイチエル)
・UPS(ユーピーエス)

Shopify ストアで海外に発送する際は、日本郵便を利用することで安く発送できますが、より素早く発送したい場合は FedEx、DHL、UPS のクーリエ便の利用がおすすめです。

店舗受取の設定が可能

Shopify では購入された商品の発送をせずに、店舗受取を設定することも可能です。店舗受取を設定することで、顧客が配送料を抑えたい場合や直接店舗で受取りたい場合に柔軟に対応することができます。

店舗受取の設定方法は後ほど解説します。

アプリでカスタマイズ可能

Shopify では配送を自身で設定するだけでなく、アプリを用いて設定することも可能です。アプリを使用することで、配送料の計算やラベル作成といった手間を省くことができます。また、配送中の紛失に備えた保険の追加オプションを設定することもできます。

次は、Shopify ストアの配送を設定する方法を解説していきます。

Shopify ストアで配送を設定する方法

Shopify ストアで配送を設定する手順は以下のとおりです。

・配送元を設定
・配送エリアを設定
・配送料金の設定
・店舗受け取りの設定

早速、配送元を設定していきましょう。

配送元を設定

Shopify ストアで配送元を設定する方法について見ていきましょう。管理画面の「設定」を開きます。

「ロケーション」ページを選択し、画面右上の「ロケーションを追加する」をクリックしましょう。

「ロケーションを追加」ページが表示されるので、配送元の情報を入力していきます。入力したら保存しましょう。

確認してみると、設定した配送元の追加ができています。次は、追加した配送元から発送する設定をしていきます。

画面左側の「配送と配達」ページを開き、「基本の配送料」の「一般設定」をクリックしましょう。

画面をスクロールすると、「配送元」の項目があるため、こちらに、先ほど追加した配送元を設定して行きます。「送料を追加する」をクリックしましょう。

モーダルが表示されるので、「新しい料金を作成する」のチェックボックスをオンにし、「完了」をクリックしましょう。

「配送元」を確認すると、選択した配送元が表示されています。これで、配送元の設定ができました。

次は、配送エリアを設定していきましょう。

配送エリアを設定

「配送エリア」の項目の「エリアを作成」をクリックしましょう。

配送対象とする国を選択しましょう。

日本国内の離島など、配送対象外の地域を外すこともできます。設定したら「完了」をクリックします。

確認してみると、配送エリアが追加されています。

これで、配送エリアの設定ができました。次は配送料金を設定していきましょう。

配送料金の設定

配送料金の設定は、常に同じ配送料がかかる通常設定と、条件によって配送料が変わる条件付き設定の 2 つがあります。それぞれの設定方法を見ていきましょう。

通常設定

通常設定では、常に同じ配送料がかかります。「送料を追加する」より設定していきましょう。

クリックすると、モーダルが表示されるので、「一定料金を利用」を選択して、それぞれの項目を入力していきましょう。

設定した内容が顧客にどのように表示されるかを「チェックアウトプレビュー」で確認できます。設定できたら「完了」をクリックしましょう。

設定した内容が表示されていることが確認できたら、画面右上の「保存する」を忘れずにクリックしましょう。

実際に、チェックアウトページを確認してみると、配送料の設定ができています。

次は、合計金額が 1 万円以上の場合に配送料が無料といった、条件付き設定について解説していきます。

条件付き設定

配送料の条件付き設定を行うには、通常配送の設定同様に、「送料を追加する」をクリックしてモーダルを表示しましょう。表示されたモーダルの「条件付き価格を追加」より、送料の設定ができます。

条件付き設定には、「アイテムの重量に基づく」設定と「注文額に基づく」設定の 2 つがあります。

まずは、「アイテムの重量に基づく」配送料の設定をしていきましょう。

アイテムの重量に基づく設定

Shopify では、発送する商品の重量によって配送料の変更ができます。「アイテムの重量に基づく」を選択した状態で、「最小重量」と「最大重量」を入力していきましょう。

「完了」をクリックすると、設定の保存ができます。次は、「注文額に基づく」配送料の設定をしていきましょう。

注文額に基づく設定

「注文額」に基づく設定では、顧客の購入金額によって送料を変更することができます。「最低価格」と「最高価格」を入力し、「完了」をクリックしましょう。

実際に、チェックアウトページで合計金額が 1 万円以上を超えている場合、送料無料が適用されています。

これで、配送料の条件付き設定ができました。次は、店舗受取の設定について解説していきます。

店舗受取の設定

店舗受取を設定するには、「設定」>「配送と配達」のページを開きます。

画面をスクロールすると、「店舗受取」の項目が表示されるため、設定したいロケーションをクリックします。

クリックすると、「Shop location の店舗受取」ページが表示されるため、「このロケーションでは店舗受取を提供しています」のチェックボックスをオンにしましょう。

チェックボックスをオンにすると、「チェックアウト時の情報」と「受取通知の準備が整った注文」の項目が表示されるため、設定していきましょう。

「受取予定時間」には店舗受取が可能となるまでの日数を設定し、「受取手順」には顧客が店舗受取をする際の手順を記入しましょう。設定したら、忘れずに画面右上の「保存」をクリックしましょう。

「受取手順」の記入例
店舗での受取時に購入したことがわかる決済メール、もしくは会員証をご提示下さい。

チェックアウト画面を見ると、「配達」の項目に「店舗受取」が追加されています。また、顧客は店舗受取の際に「受取ロケーション」から実店舗を選択することができます。

購入後の顧客のメールには、「受取手順」で入力した内容が表示されています。

これで、店舗受取の設定ができました。

Shopify のおすすめ配送アプリ

Shopify には、配送日時を指定したり海外に向けての発送作業を軽減してくれたりと、ストアに導入することで発送の手間が省けるアプリがあります。そこで、おすすめのアプリを 2 つ紹介していきます。

配送日時指定 .amp | 配送日時指定 & 出荷伝票 CSV

このアプリでは注文時に配達日時を顧客が設定できるので、スムーズな配送と受け渡しができます。置き配、配送伝票 CSV エクスポートや追跡番号アップロードなど、配送業務を軽減することができるアプリです。

価格
NORMAL プラン
$9.80/月

ADVANCED プラン
$19.80/月

easyRates: 日本郵便

このアプリは、決済時に最新の日本郵便国際郵便サービスの配送料金を自動計算し、リアルタイムで表示できます。アプリのインストールと配送エリアの設定だけで、常に適切な配送方法と料金オプションの提供ができます。

価格
STANDARD プラン

$9.90/月

Shopify で配送設定をする際の注意点

Shopify で配送設定をする際には、以下の 4 つの注意点があります。

  1. 正確な配送元の設定

配送元の住所は、送料や税の計算に直接影響します。正確な情報を入力することで、誤った配送料や税金の請求を防ぐようにしましょう。

  1. 配送エリアの明確化

全ての地域をカバーするわけではないため、どの地域に配送するかを明確にし、設定する必要があります。離島などの地域によっては配送コストが大きく異なるため、事前に検討することが重要です。

  1. 正確な配送料金の設定

配送料金を適切に設定できていない場合、売上に影響を及ぼす可能性があります。送料無料の設定が妥当かどうか、検討したうえで設定するようにしましょう。

  1. 海外に発送する際の関税

商品を海外に輸出する際には、地国の関税が適用されます。関税は商品の種類、価値、重量によって異なるため、事前に計算しておく必要があります。アプリ等を使用して、海外からの購入に対応できるようにしましょう。

まとめ

今回の記事では Shopify ストアで配送を設定する方法について解説してきました。配送料や店舗受取の設定を適切に行い、自身のストアに合ったアプリを導入してよりよいストア運営ができるようにしましょう。

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